公開: 2024年3月8日
更新: 2024年3月8日
経済が発展した社会では、「教育こそが重要」と言われます。これは、経済において、価値を生み出すために必要な要素が、知識になるからです。特に、先進諸国では、特許出願数、論文の発表数が多く、それらで測られる知的生産の水準の高さが問題にされているからです。
これは、経済がグローバル化したため、企業間の競争は国内に限定されなくなっているからです。このような状況で、国内外で経済競争に勝とうとすると、国に関係なく、他の企業が持っていない知識を有していることが、競争力の源泉になります。
国と国との比較では、知の源泉と見なすことができる科学技術論文の数などが指標になります。優秀な人材が集まった大学などの研究機関が多ければ、数多くの発明や発見が生み出されるため、その成果に基づいた新製品や新サービスが数多く生み出されると期待できるからです。